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思いだめ日記

母性看護学実習

3年後期に2週間ありました。
母性は対象が
妊婦さん(2日)
産婦さん(1日)
褥婦さん(3日)
新生児(2日)
と、ころころ変わるので大変な実習になりました。
しかも対象がころころ変わるだけではなく、やることも他の領域の実習とは全然違って・・。腹囲測って、子宮底測って、レオポルドして、NSTして、マッサージして、沐浴して、母乳指導して(見てか)、子宮復古みて、などなど。どれも母性にしかないから、実習始まってからの勉強することの多さにヒーヒー言ってました。だって授業でやったの1年も昔だし、覚えてないよ。しかも計画もすべての問題に関して立案して、すべての問題に関して実施と評価を書くから大変でした。しかも対象は変わるし。あぁ大変だった。でもおけげでさっぱり頭から消えていた母性の知識がしっかり入りました。こんなに学んだと思ったのは、実習始まって以来初めてかもって気がするなぁ。なんせ平均睡眠時間が、3~4時間でしたから。

母性でしたことをもう少し詳しく書くと

外来に来る妊婦さんに、腹囲、子宮底、レオポルド、NSTして、それからその値とかを母子手帳に書かせていただきました。で、計画をあらかじめたててあるので、それをもとに、妊婦さんに保健指導をします。まぁ保健指導って言っても、お話を聞かせていただいて、必要なことがあったらお話をするっていう程度なんだけれど、この保健指導が計画立案のときには曲者でした。だって予測されるものをいろいろ調べていって、必要に応じて説明するんですから。量が膨大でしたよ・・。でも、お母さんは幸せオーラに包まれていました。話とかしていると癒されました。

新生児は、全身観察と沐浴しました。赤ちゃんを抱っこしたんだけれど、モデルと違って、すっごく柔らかいし、めちゃくちゃ可愛かった☆赤ちゃんが欲しくなりました。(笑)ずっと赤ちゃん抱っこしていたいです!!そうそうこのときに担当させていただいた赤ちゃんのお母さんとも、おっぱいのこととかでお話させていただいたんだけれど、出産の話を聞かせてもらって感動しちゃいました。早期破水で、けっこう出産までに時間がかかったみたいなんだけど、だんなさんの立会い分娩で、じっとだんなさんが励ましてくれて、それがすごく心強かったみたい。話しているときに涙ぐんじゃっていて、聞いてるこっちもホロリとしました。素敵な出産したいものです。(笑)

褥婦さんは、子宮復古状態とおっぱいについてしました。このときの褥婦さんは実は友達が外来で、実習させていただいたときの妊婦さんでした。すごい偶然と思いながらも、そりゃあ正期産に入っている妊婦さんの測定もしたからいつ生まれてもおかしくないから当然といえば当然ですが・・。このお母さんがまた楽しい人で、いろいろ上の子の話とか、だんなさんの話とかしてくれて楽しかったです。妹さんが医療者みたいで、教えてあげようっていうオーラがいっぱいの人で、おっぱいも自分から触ってみてとかおっしゃって下さったり、おっぱいあげている様子もいっぱい見せていただいたり、本当に親切にしていただきました。

産婦さんは、お産の様子を見学って感じでした。お産すごく見たかったんですが、ちょうど時間が合わなくて、2時間くらいしか見れませんでした。1期で、しかも2時間経過してもほとんど変化がなくて、無痛分娩だったから、あんまり痛みもないみたいだし、陣痛がきているときにマッサージをしたり、だんなさんが立ち会っているので、だんなさんに声かけしたりという感じでお産っていう雰囲気前って感じでした。生まれる瞬間が見たかったので、残念ですが、こればっかりは仕方がないので。でも、このお母さんのお腹にいる赤ちゃんがもうすぐ生まれるんだと思うと不思議な感じでした。本当に。

実習病院がとっても怖いと評判だったので、怯えて実習に行ったのですが、別に誰も怖くはなく・・。挨拶しているときには、こっち見てくれるし。指導者さんはとっても親切だったし。(あんなに忙しいのに。)他のスタッフも親切だったし。教えることは教えるって感じでした。ちょっと噂と違って拍子抜けしましたが、怖くなくて良かった。でも、そのことをちょっと前に実習に行ったグループの子に話すと、あの人たちがそんなに変わるなんて有り得ないと言われました。う~ん、どっちが本当なんでしょう。

赤ちゃんはかわいいし、お母さんはみんな幸せそうだったし、病気じゃない病棟っていいなぁと思いました。幸せに溢れていました。実習中はいっぱいいっぱいで苦しかったけれど、終わってみたら楽しい実習だったと思います。

 2005年2月16日更新


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